過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome:IBS)とは、腸の運動、腸の神経の感受性、脳がこれらの機能の一部をコントロールする方法など、体の正常な活動の機能が損なわれる疾患で、一般に機能障害に分類されます。
- ● 腹痛や腹部不快感
- ● 便通異常(下痢・便秘)
- ● 腹部膨張感
- ● 腸鳴り(腸鳴)など
- ● 腸の運動異常
- ● 感染性腸炎
- ● ストレスや自律神経バランスの乱れ
- ● 遺伝
- ● 運動不足
- ● 脂質や糖質の多い食事
- ● カフェインを多く含む飲食物や刺激物
- ● アルコールの過剰摂取
- ● 喫煙
過敏性腸症候群の有病率は10%〜20%といわれており、命に関わる病気ではありませんが、その症状のために日常生活に支障をきたすことがあります。
患者様の症状に合わせて、生活改善の指導、食事療法、運動療法、薬物療法、心理療法で治療を行います。